人気ブログランキング | 話題のタグを見る

IT関連の話題をピックアップしてコメント中!
by rtanaka
メイド・イン・カッシーナ展 2009.4.24FRi.-6.7SUN. 森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ森タワー52F
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
タグ
カテゴリ
検索
リンク
最新のトラックバック
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
IT関係者で、これを他人事と言える人はいない
ITmediaニュース:「ソフトは二重化できない」――東証の取引停止、原因はプログラムミス
東京証券取引所で11月1日午前、システム障害が起き、全銘柄の株式売買ができなくなった。東証によると障害の原因は、売買注文を受け付ける富士通製システムのプログラムミスだった。

東証が一時全機能停止 システム不備露呈 - CNET Japan
プログラム変更の事実は東証側も把握しており、システム増強後の事前の稼働テストでは、新たなプログラムでも運用に問題が起きないことを確認した。ただ、プログラムが自動更新される月替わりを想定したテストが十分に行われず、不具合を見逃したもようだ。

東証,ジャスダック---相次ぐ証券取引所のシステム障害:IT Pro
2005年11月1日に起こった東京証券取引所の大規模なシステム障害(関連記事)---。今年に入って証券取引所のシステム障害が相次いでいる。オンライン証券サイトの障害も含めると,少なくとも6件発生している。

IT関係者として、これを他人事とは思えない。

一方で、公然と認めることは出来ないが、こういったミスを完全に防ぐことが出来ないのも知っている。そのジレンマの中で、如何にしてシステムを正常に保つか工夫するところも技術の一つだ。

小泉首相は、「このような事が二度とないようにしてもらいたい。」と言っていたが、「簡単に言うなよ。そんなこと不可能だろう。」と思わず思ってしまった。

東証のシステムはFが手がけており、今後、賠償問題も含めて検討するとのコメントがあったが、何かあると大きなリスクを負う、金融系のシステムでは多大なコストをかけて、システムの二重化などを行っており、システム開発にかけるコストも桁が違っているはず。これまで大きな利益も得ていたと思うが、今回のような想定以上のトラブルは、保険にでも入るしかないだろう。

一方で、今回指摘された中で、システムの二重化がハードウェアトラブルしか想定(対応)していないとの指摘があった。システムの入替(バージョンアップ)は、通常、一方向しか考えられておらず、元に戻すことは少ない。しかし、実際にはこれだけのシステムがソフトウェアの面でも二重化されていなかったとは考え難い。この辺りの真相を聞いてみたい。

最後に面白い記事を引用する。

スラッシュドット ジャパン | 東証でシステム障害、立ち会い停止
10年以上昔、プロセッサかインターフェースか何か雑誌に載ってましたね。
中国に納めたシステムが早朝定時に落ちるトラブルが頻発。
状況から推測しても、まるで原因がわからない。
日本から現地に行ってシステムの前で落ちる時刻をまっていると、
掃除のおばちゃんがやってきて、目の前でラックから基板をぶっこ抜いた。
毎朝、雑巾がけをしていたらしい。

笑い話で済めばいいが、今回はそうもいかないだろう。
by rtanaka | 2005-11-02 12:36 | news
<< 残念ながら「日経バイト」休刊に 仮想化技術のこれから >>