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窓の杜 - 【NEWS】デスクトップ画面上の色を言葉で表現したいときに便利な「あの色は…」
デスクトップ画面上の色と近似した、日本語の色名を表示してくれるカラーピッカー「あの色は…」v2.04が公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 日本人の自然を慈しむ気持ちや、日本語の豊かな表現力を示すのに、日本語の色名が多彩で自然から取られていることがよく言われる。記事でも上げられている、「紅樺色」「勿忘草色」など、自然や草花や空の色など、色だけでなく雰囲気までも伝えてくれる日本語は、われわれの誇りだと思っている。 しかし、自分も含め意外と知らない色名や、名前は知っていてもどんな色か分からない場合が多い。昔の絵の具には「橙色」と「蜜柑色」が別々にあったが、今は英語名ばかりのような気がする。きっと「オレンジ」で括られちゃっているんだろう。 そんな時、このソフトがあるとちょっと楽しい気分になれる。勿論、微妙な色合いは汎用的なパソコンやモニタ、OSではうまく出せないので雰囲気を味わいだけかもしれない。でも、大体の色合いを見ながら[近似]ボタンで色の名前を逆引きしてみると、知らない名前がでてくる。 色の名前を眺めるだけでも、ちょっと物知りになった気分がする。「鶯色」と「鶯茶」の違いなんてちょっといえない。ちょうど、意味もなく辞書を読むのと似ている。ネーミングもちょっと面白いし、シンプルで使って楽しいソフトなのがおすすめ。Web版があれば更に良いね。 ■お裾分け http://book.geocities.jp/gardeniainslumber/
by rtanaka
| 2007-08-24 12:54
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